医療経営情報
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文書作成日:2017/03/31


 4月は新年度の始まりです。新入職員を迎える医療機関もあることでしょう。ここでは人事院が毎年行っている調査(※)などから、医業関連の職種別に初任給の推移をご紹介します。




 上記調査結果から、医業関連の職種別に直近5年間の初任給の推移をまとめると、下表のとおりです。
 
 

 平成28年の初任給は、看護師と薬剤師が2年連続の、准看護師は3年連続の増加となりました。いずれも直近5年間では最高額です。また、診療放射線技師は2年ぶりの、医師と栄養士短大卒は3年ぶりの増加になりました。栄養士大学卒は増減を繰り返しており、28年は減少しています。
 次に直近5年間の平均をみると、医師が40万円台で最も高く、薬剤師と看護師が20万円台で続いています。以下、診療放射線技師、准看護師、栄養士が20万円未満となりました。



 同調査から、初任給の改定状況をまとめると下表のとおりです。

      

 調査対象全体で、平成28年に初任給を増額した割合は大学卒で31.0%、高校卒で31.7%となっています。大学卒は2年連続の増加です。一方、初任給を減額した割合は大学卒、高校卒ともに低くなっており、28年にはいずれも0.4%になりました。 新卒人材の採用が難しい状況が続いていますので、採用のために初任給を引上げる医療機関は、今後も増える可能性があります。


(※)人事院「民間給与の実態(平成28年職種別民間給与実態調査の結果)
 条件を満たした企業規模50人以上、かつ事業所規模50人以上の事業所を対象に、無作為抽出した11,711事業所を対象にした調査です。


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